一筆啓上もどき 　Ｐａｒｔ1
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Ｐａｒｔ１	*猫嫌い	*かわいいなぁ	*かえろうね	*ゆで卵	*花見
Ｐａｒｔ２	*バリケード	*肉球模様	*寝息	*デザート	*添い寝
Ｐａｒｔ３	*洗濯物	*猫ふんじゃった	*出迎え猫	*しじみ星	*日向ぼっこ
Ｐａｒｔ４	*葛藤	*猫のお仕事	*冷蔵庫	*お子ちゃま言葉	*好き？嫌い？

［猫嫌い］         グリパパへ
	猫嫌い　　自負したあなたは　　今はもう 　　　　　猫バカ　　親バカ　　うれしい誤算
	グリママ   ( 2001.3 )
	「俺、猫は苦手なんだぁ」といつも言っていたあなた。 「う〜ん、猫飼うのはもっと先にしようよ。　まだいいだろ？」と口癖だったあなた。グリを触った後は、必ず石鹸で手を洗っていたあなた。 なのに・・・　　今は全く逆。 外出から帰ると、グリにバイ菌が付くといけないからと、触る前に手を洗う。 グリが来てからというもの、グリちゃん、グリちゃんの毎日。 グリおはよう〜♪　　グリおやすみ〜♪　　グリただいま〜♪ 昨日は、シャム猫の置物、バンダナ、それに首輪を４つも買ってきたあなた。 首は一つしかないのに。　もう、信じられない・・・・

［かわいいなぁ］　　　グリへ
	かわいいなぁ　　かわいいねぇったら　　かわいいよぉ 　　　　なんでそんなに　　かわいいのぉ
	グリママ   ( 2001.3 )
	寝ているグリを見ていると、かわいいとしか思えない。 他の言葉が見つからない。 なんにも解説をしたくないし、考えたくもない。 ただ、見ているだけでホッ、としちゃう。　なんでだろ？

［帰ろうね］　　　　　グリへ
	帰ろうね　　ご飯を食べて　　元気になって 　　　　あなたのおうちに　　帰ろうね
	グリママ   ( 2001.3 )
	どうしてもシャム猫が欲しくて、ペットショップ巡回を繰返していた２０００年秋、シャムを扱っているというショップをやっと見つけました。 ただし、半年から２年待ちだと言う話。 「それでもいいから待ちます、シャムが欲しい」と予約を入れ、待ち遠しい毎日となりました。 ところが、なんと一週間でシャム猫が現れたとの事！ 面会に行ったらタレ目だけれど可愛いシャムがいて、すぐに我家へ連れて帰りたいと言いましたが、「シャムは繊細なので、環境が変わると食事を食べなくなるので一週間ほどお店で様子をみます。」 ということで、お任せする事になり、面会に通う毎日が始まりました。 はじめは食事も良く食べていたのに、だんだんと食べなくなって見るからに痩せてきました。 一週間経ち、「さあ、猫ちゃんを連れて帰ろう！」と心うきうき状態だったのに、 「ダメです。お渡し出来ません。エサ食いが悪いのです。食事を食べないと抵抗力が落ちて病気になりやすくなります。」 でも私は食い下がりました。「それでもいいから連れて帰りたい」と。 「子猫だから何日も食べないと死んでしまいます。ちゃんと食べるようになるまでは、、、」　という話。 「帰ろうね、元気になって早く帰ろうね！」とガラスにすりよって猫につぶやく私の姿はきっと、”変なおばさん”状態だったに違いありません。 家に帰ってからも、痩せ細ったシャム猫の姿が脳裏から離れません。 お店の方も懸命に面倒をみてくれました。 お店にあるエサを全部試してくれました。 そしてやっと、最後の一種類にその猫は反応しました。 それで？　　　メデタシ、メデタシです。 我家にやってきたシャム猫グリは元気一杯、おてんば娘として大活躍中です。 最近は太りすぎさえ心配になる毎日です。 お店の方の後日談として、「もうだめかもしれないと思った・・・」とお聞きしました。 フー、あの時は私も痩せる思いの一週間でした。

［ゆで卵］　　グリへ、間違えてゴメンね
	パチパチと　台所から　音がする　 　　　　またグリの仕業さ・・・　　　ハッ！焦げている
	グリママ   ( 2001.4 )
	ゆで卵を作っていたのをすっかり忘れ、パソコンに熱中。 変な音がしたけれど、「ああ、またグリがなんかやってるな」としか思わない。 ふと気が付くとグリはそばで寝ている。 「あっ、ゆで卵だぁ　　焦げているぅ〜〜〜」 パチパチは殻がはじけている音だった。 ゴメンね、何でもグリのせいにしちゃう悪いくせ、許してね！

［花見］
	グリへ ほら桜　レンギョにパンジー　きれいでしょ 　　　　猫と楽しむ　　今年の花見
	グリパパ　＆　グリママ　(　2001.4 )
	パパママへ 天井も　物陰もない　　　壁もない 　　　　怖いだけだよ　　初めての花見
	グリ   ( 2001.4 )
	グリ、ごめんね、怖かったね。 グリが我家にやって来て初めての春が訪れました。 春爛漫、グリに満開の桜を見せたかったし、お外に出してあげたかったの。 初めてお外に出たグリは、怖くて震えていたね。 楽しませてあげようとして、かわいそうな事をしてしまったみたい・・・ 結局楽しんだのは、グリパパとグリママだけでした(-_-;)