グリの旅日記
わたしはグリ。 今年は何故か救命ボートを持参! 高速道路の一部が海上を通っているから、その時の転落事故に備えてママが準備。 パパが「アホらしい」と言うかと思っていたら、「ブラボ−」だって! ママ作成の『猫救出マニュアル』とおりに訓練が始まったけれど、私はバカバカしくて協力しなかったのよ。 ピノは訓練に参加していたけどね。
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出かける前にハプニングがあって、出発時間が大幅に遅れてしまったけれど、さぁさ、いざ出発。 高速道路はもう何度も経験してるから、もう興奮したりしません。 時々窓の外の景色を見たり、昼寝をしたり、まぁ、それなりにドライブを楽しみました。 糸魚川手前の高速道路は海の上を通っています。 もしもここで事故が起きて、車が海に転落したらどうやって猫を助けるか、ママは3日間悩んだそうです。 その結果、猫用救命ボートを準備することになりました。 でもね、空気を入れたままなので大きくって、、、んー、もぉー、じゃまぁ〜〜〜! 高速道路を降りて山道に入ると、何故か気持ちがワクワクしてきます。 遠い遠い昔の先祖が住んでいたからか、その森の香りに懐かしい気持ちになるのです。
糸魚川から白馬までは、トンネルの連続。 トンネルに入ると突然周りが真っ暗になります。 車のライトが飛び回り、聞えるのはゴーという音だけ、 普段体験できない不思議な世界を味わえるのです。 でもピノにとっては、トンネルは特別の世界ではなさそう いつもと同じ、普段の顔をしていますもの。 |
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自宅を出発して5時間半、午後4時30分にやっと目的地に到着しました。 同じような別荘がたくさん並んで建っています。どこが私たちの別荘になるのかしら? 別荘の管理事務所で受付を済ませ、別荘に案内されました。 ヤッホー! 今年は2階建3LDKの貸別荘です♪
キャリーバックの扉が開けられたら、ピノはあっちこっちを探検開始。 あの子は知らない場所でも平気なの、猫じゃないみたい。 フツーはじっくりと周りを観察してから、探検に出かけるものなのにぃ。 |
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1階のリビングの横にお部屋があって、そこを猫部屋にすることになりました。 ゲージ・ベット・トイレを置き、私たち用の敷物を広げてくれました。 長時間のドライブで疲れたので、猫ベットで一休みです。 夕食の時間になったけれど、まだお部屋に慣れていない私たちだけを残して外出は可哀想と、パパとママは外食を止めて、みんな一緒にお部屋での夕食になりました。 あまり美味しそうに見えないお弁当です、お気の毒に。 隣の別荘・向かいの別荘でも、ベランダでバーベキューを楽しむ人々の声がのどかに響いてきます。 |
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